【ちんだみ三線店オリジナル開発商品】
ちんだみ工工四百選集は、ちんだみ三線店オリジナル開発商品です。
原曲音源からの書き起こしや、既存の工工四を基に、
独自・独特のアレンジを極力なくし、間合いなども標準的なものに仕上げています。
- ・直感的に工工四だけでも曲を弾き唄えるようにする
- ・独学で練習するときに戸惑わないようにする
- ・表記を理解しやすくする
これらを実現するために、オリジナルの表記方法や記号を導入しています。
ですから、他社で発行されている工工四の表記や記号とは異なる部分もありますが、
より弾きやすく、分かりやすいものとなっています。
曲を弾き始はじめる前には『勘所』を確認してくださいね。
※『勘所』の表記や特長について下の方に説明を載せていますので、ご参考にしてください。
«続巻» ちんだみ工工四百選集【茶色本】
♠ 表紙 : 厚手の和紙のような凹凸のある紙質で、色はベージュ系、薄茶となっています。通称【茶色本】(
♠ 掲載曲数 : 104曲
♠ ページ数 : 115ページ
♠ サイズ : ヨコ(約)23.5cm/タテ(約)15cm/厚さ(約)6mm
『ちんだみ工工四百選集・続巻』に掲載される全104曲のタイトル
※ «本調子編»とは
通常「二揚げ」や「一・二揚げ、三下げ」などの曲を、より弾きやすく・唄いやすくなるように
本調子として書き起こしたものです。
これらの本調子編アレンジは、CDなどの原曲に合わせられるようになっています。
♥ 「三線の花」は、一緒に演奏されるギター部分の待ち拍子をアレンジし、
三線一本で弾けて唄いやすいものとなっています。
♥ カチャーシー早弾き 憧れの3曲
即興で弾き唄う感じのカチャーシーの早弾き曲は、
工工四にすると奏者のアドリブや間合いが合わせにくいものとなりがちです。
それを考慮し、弾き、唄ともに合わせやすいものとしました。
特にアッチャメー小は、シンプルな工工四に仕上げることができ、
とても覚えやすく弾きやすいものとなっています。
♥ ナークニーいろいろ
ナークニーは、演奏する本人の歌詞と間合いで自由に弾く曲です。
ですから、「○○さんのナークニー」というものが沢山存在します。
その中から、代表的ナークニーと思われる8曲と5曲のちらし曲を選びました。
- ・本部ナークニー
- ・宮古ニー
- ・宮古根
- ・宮古ンニ小(普久原朝喜)
- ・ナークニー
- ・ナークニー(早弾き)
- ・下ナークニー
- ・具志川ナークニー
中でも、「宮古根」は、ナークニーの基本編にできる仕上りです。
♥ 『月ぬかいしゃ』が分かりやすくなりました。
繰り返し、区切りなどが分かりにくく、いい曲なんだけど難しくて断念。。。
となりがちなこの曲を、分かりやすく表記することに成功しました。
自信作です。きっとコレで弾けるようになりますよ。
♥ 古典では、こんな曲も。(ひとつの物語となっている4つの曲)
- ・高平良萬歳
- ・萬歳かふす節
- ・うふんしゃり
- ・さいんそる節
♥ あまりの曲の長さにチャレンジを諦めてしまう曲
●初心者から中・上級者まで
三線歴が増すにつれ弾きたくなるだろうという曲や、
難しいけど弾いてみたい目標曲などを中心に構成しています。
通常「二揚げ」や「一・二揚げ」「三下げ」などの曲を、とりかかりやすい「本調子」にアレンジした人気曲も掲載しています。
●すべての歌詞に「ふりがな」を付けています。
掲載曲のすべての歌詞に「ふりがな」を振っています。
もちろん、ウチナーグチ(沖縄方言での読み方)です。
漢字の表記で歌詞の大まかな意味がわかり、方言が分からなくても「ふりがな」通り唄えます。
ちゃんと唄えるように、小さな「ぁ」や「ぃ」などの表記も検討しました。
サイズの工夫
●横長サイズ(23.5cm×15cm)
ちんだみ工工四のサイズは
横:23.5cm×縦:15cmという、
ちょっと変ったサイズです。
●演奏中にページをめくらなくてもいい
横長のこのサイズは、1ページに1曲、長い曲でも見開きで1曲を納めることができます。
これは、演奏の途中でにページをめくらずにすむように検討した結果です。
●実寸サイズの棹のイラストで分かりやすい勘所
また、この横長サイズは、三線の棹部分も実寸で表示できるサイズなので
弦を押さえる箇所、指の動きをイメージしやすくなります。
●広げて安定。持ち運びも便利
本を開いて置いたときにページもどりがしにくく、楽譜立てに立てかけたときも安定します。
少し小さめのこのサイズは、三線ケースにも入れやすく、持ち運びにも便利です。
(写真:三線ソフトケース(立体ポケットタイプ))
三線の勘所(チブドゥクル)
●♭(ビーフラット)の表記
この本での♭表記は、丸で囲む表記にしています。
(尺 六 中 五 乙 のそれぞれが○で囲まれた表記となっています)
勘所には、その位置も示していますので、♭の意味を知らなくても
勘所を見て押さえる場所が分かるようにしています。
●高音部の表記
五 上 乙(人差し指) 六 七 老(中指) 七 尺 下老(小指)をそのまま高音部にシフトして
人偏を付けて表記しています。
高音部の音はあまり使われることがないので、その記号が覚えにくく、
工工四と勘所を何度も行ったり来たり・・・・
それを解消できますよ
●記号について
ちんだみ百選集では、下記の記号を用いています。